過去記事1(02/04/26),過去記事2(03/03/06)。
ロスアンゼルスタイムス紙の報道によると,アップル社がユニバーサル・ミュージック・グループ社の買収のために親会社のビベンディ・ユニバーサル社と交渉中だ。数ヶ月の交渉は未決着の問題のために実現しないかもしれないが,4月29日のビベンディの重役会議において50億〜60億ドルの買収金額を提示する可能性がある。アップル社は4月末までにリリースすると予想される音楽配信サービスをテスト中だ。
どぉにもロスアンゼルスタイムスに踊らされているような気もするのだけど,笑った。大赤字に陥ったビベンディはゲーム部門をXボックスのマイクロソフトに売るという噂もあった(ZDNetエンタープライズの記事)。MP3コムも含めて(WIRED NEWSの記事)多数のメディアを次々買い漁ってきたビベンディが,赤字解消のために一気に利幅の薄い部門を放出しようとするのは考えられるので,そうするとアップル・ユニバーサル・ミュージックはあり得ない話ではない。ぃゃ,あまりにもトンデモ系で面白いのであり得ると考えたい。
iPodにコピーできる音楽を買うために,アップルストアに人々が詰めかける。そのためのワンクリックでの購入方法の整備も進んでいる。シェア的には必要不可欠なウインドウズ版iPodも順調に売れている。導入するかどうかは微妙だが,MPEG4(AACオーディオ)のデジタル著作権管理(DRM)技術も進展している(ZDNet Newsの記事)。あとは,アップルのやる気次第だけ,と考えても,いくない?(にしても,笑える(^^ゞ。
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